2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

正和四年長江弥九郎供養碑

(東松島市西福田 伝観音寺跡にて) 鳴瀬川のほとりにたたずむ正和四年(1315)長江弥九郎供養碑(板碑) 鳴瀬川 やはり鎌倉時代の長江一族は阿弥陀三尊が好きなんだ これも井内石製かな 見えるかな 画像処理してみた「長江 弥九郎」 上流より見た鳴瀬川 知られざ…

空に雲

今日は昼の月が半透明のブルーに呼吸していた ああ 今日は「慰霊の日」 太平洋戦争の末期、沖縄で「日本軍の組織的抵抗が終わった日」とされている。 沖縄戦の死者 20万余 空に合掌 ●(ウィキペダィア)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%88…

鎌倉権五郎の末裔たちの阿弥陀三尊

(阿弥陀三尊の梵字) 鎌倉権五郎景政の名を刻んだ板碑 鎌倉景政は源義家の臣として後三年の役(1083〜1087年)に従軍して右目を射られたまま敵を討ち取り、顔を踏んで矢を抜こうとした同僚を怒った事で名を残し鎌倉党の祖となった。 石巻市北村高寺 高福寺跡 征…

六月の「氷河期の森」

空・雲 植物 「氷河期」 仙台では最も好きなスポット「氷河期の森」(地底の森ミュージアムの無料ゾーン) 蛍袋の群生が迎える 白山シャクナゲ ノハナショウブも暑そう チョウセンゴヨウが芽を出していた ニッコウキスゲも部分的に暑そう グイマツ類のマツボッ…

「中世東北修験の聖人・慈覚大師」説

帰宅して、『図録』をみる。わたしの好きな円仁の「真像」といわれる立石寺のお顔(9年に及ぶ中国の求法と受難の旅など未知の空間と時間を確固たる意志と工夫で生き抜いた聖人の尊顔(デスマスク))を表紙にしている(2200円と豊富な図版を満載した内容の割には…

慈覚大師円仁とその名宝

つかの間の 歴史の杜で 慈華を授く 東北歴史博物館の「慈覚大師円仁とその名宝」展に駆けつけたら、散華が肩に舞い降りてうれしくなった。 慈覚大師として東日本では天台宗の祖最澄以上に影響を与えた続けた第三代座主の円仁(794-864年)の特別展。 東北歴史…

吉村作治の早大エジプト発掘40年展

仙台市博物館の「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」に行ってみた。 家族連れなどなかなかの人出。 展示のほとんどがお墓関係なのにエジプトものはなぜこんなに人気があるのだろう。吉村作治さんの明るいイメージがさらに人気を増幅しているようだ。 ◎吉村…

宝文堂の閉店

仙台など郷土史関係の本をたくさん出版し、取り揃えてきた老舗書店「宝文堂」(仙台市青葉区中央二丁目)が今月閉店する。 たしかに近年は私もamazonばっかりだし、本を見たい時は駅前に2点もあるジュンク堂に行ってしまう。 今日はもう手にはいりにくくなるだ…