スマナサーラ・南直哉─日本を救う 仏教からのアプローチ


「悟りたいなら出家する覚悟だね」
という 二人の結論かと
どきどきして読みました。(やはりそうなのかもしれませんが)。
すると


ホームレスの日本の社会
スマナサーラ長老:「日本の社会はホームがない“ホームレス”です。今、物理的に寝るところ、つまり“ハウス”はあるのだけれど、ホームがないのです。」「とりとめもなく話をして落ち着く“ホーム”がないのですね。」
南:それはぼくもそう感じますね。」

南:【ヴィパッサナーにおける非思量とは】
スマナサーラ:「思考そのものが間違いである「思考そのものが悪そのもの」」
!?  それこそが本物の「思考では」

スマナサーラ:「人生は苦しいものです。おもしろさを見つけなくては生きていけるものではありません。自然におもしろいと感じると思ったら、それは間違いです。自分のインスピレーションを使って、とことん物事をおもしろくするのです。」
南:「よいお話ですね。 そのとおりです。」

スマナサーラ「「あなたがいてよかった。大変助かります」といわれるような人生が、実りのある生き方なのです。誰でも現実離れした妄想をしない限り、現実離れしたを抱かない限り、簡単に実現できるのです。」
出家の覚悟―日本を救う仏教からのアプローチ
象観:有難うございました。未熟ゆえ分からないところもありましたが、肝に命じるべきお二人の対話でした。
この本に巡りあえたご縁に感謝いたします。