小正月の塞の神さま


 最上川を越えて平塩の地に

神のやしろはいずこにおわす

 平塩熊野神社

 今年は“雪が無い”という

 社務所では切りだした松の木から“だんこんさま”を作っていました。今年は十七対。

 もとは熊野権現と呼ばれ、真言宗で16坊からなっていたそうです。源頼義・義家ゆかりの社でもあります。

 あの伝十王像(平安時代!)と獅子頭が見守っています。

 五時ごろ お焚き上げをします。
 その後の興奮が想像できない静けさでした。

 御祈祷

 熊野の神の前に並んだ「だんこんさま」はご祈祷によってご神体になるのだそうです。

   “ホーイホーイ”(と聞こえます)と鳥追いをしながらご塞神のもとへ。

  待ち受ける人々





  餅花で飾られた御塞神 子宝たくさんできるかな