古代瓦工人との交流空間─与兵衛沼窯跡現地説明会

tenti2007-05-27

 千二百年 真っ赤に焼けて よみがえる いにしえ工人の心意気 


   与兵衛沼窯跡(仙台市青葉区小松島新堤23)の現地説明会
現地説明会資料(仙台市HP)http://www.city.sendai.jp/kyouiku/bunkazai/genchi/yohee.html

にはたくさんの老若男女が集まっていた。

中でも新羅の迎賓館である雁鴨池出土の瓦に似た瓦を壁に配した3号窯が注目を集めていた。

焚き口より隔壁(通焔孔)を観る。

左、燃焼部 隔壁をはさんで右が瓦の焼成部(壁は瓦と粘土でできている。)

向かって右壁に埋め込まれた棟平瓦片

   1200年前の瓦工人たちとの交流空間が閉じていく・・・
宮城県考古学会HP
http://www.k5.dion.ne.jp/~mkouko/

遺跡名となった近くの与兵衛沼

この美しい景観と東北地方最大の瓦窯跡群である台原・小田原窯跡の中心であり、最後に残ったこの遺跡がドッキングして歴史公園ができたら、「杜の都の再構築」となり仙台の魅力が一層増すと思う。

河北新報http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070524t15029.htm