林家舞楽─谷地どんがまつり


            (山形県河北町・谷地八幡宮石舞台にて)

  なんとか 豊作のようです!

谷地八幡 晴れてどんがの 祭りかな (象観)



  秋祭り どんがどんがと 神の声

 八幡大神の幡が神馬とともに入ってくる。

                     人馬一体

林家舞楽(重要無形民俗文化財)
「燕歩」(えんぶ)


「三台」(さんだい)


「散手」(さんじゅ)



太平楽



「安摩」(あま)



「二の舞」
安摩の真似する 爺と婆の失敗 「二の舞」の由来とか。
谷地では‘ジとバの舞’とも。


「還城楽」(稚児舞)
胡国の人は、食する蛇を見つけ喜ぶ!


  花飾りと いと美し


「抜頭」(稚児舞)




「陵王」
装束の赤色は紅染め。



「納蘇利」(なそり)
 ※説明は『舞楽のあるまつり』(谷地八幡宮社務所)等から。

山形新聞
http://yamagata-np.jp/news/200909/19/kj_2009091900357.php
・かほく
http://www.town.kahoku.yamagata.jp/dento/dento_01.html

念願の、どんが祭りでの谷地八幡宮・林家舞楽を、ついに見ることができました。
途中、まつり会場へのサインも見当たらず、駐車場も満杯で、どうなることかと思いましたが、
地元の皆さまの優しい案内のリレーで、たどりついた八幡宮は「行列のできる神社!」でした。
林家舞楽は。平安時代貞観2(860)年、円仁(慈覚大師)により、立石寺が開創されると、儀式楽を司るべく、天王寺楽人林越前政照はその命をうけて、楽人一派を率いて奥羽に下り定住した。」(河北町HP)ことに由来すると伝えられています。
その一子相伝三代の舞楽の存在は、林家と谷地の人びとの1200年余にわたる熱い気持ちに支えられた奇跡といえましょう。 
まさに山形の、東北の、日本の至宝というべきものでした。
今回は時間がなく、神輿還御の行列や奴まつりを十分見れなかったし、舞楽が終わった頃には「納豆餅」も終わっていたので、また、行きたくなりました。谷地の皆様、お世話になりました。

  恐ろしき龍が吉を呼んで舞は終わる。 その心 学ぶべし

・谷内八幡宮宮司林保彦氏による紹介
http://www.sfsi.co.jp/fs/200610/26-27.pdf
・谷地どんがまつりHP
http://donga.jp/

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