平塩舞楽─春を寿ぐ
(三台塩)
(還城楽)
平塩熊野神社(山形県寒河江市)の平塩舞楽はこの地域の本格的な春を告げる。
二の舞 婆さんをあやす爺さん
納蘇利
“お疲れさま”稚児たちを支えるのは母やばあちゃんの力
父なる平塩熊野神社
母なる最上川
平塩舞楽
残雪の山を背景に橋には平塩舞楽の像
今日は前日祭。
稚児たちの着替えが始まりました。 親子で楽しそう
儀式の様子
稚児たちは父の肩車(土に触れることの禁忌)で社務所を出発。
稚児舞を卒業した子どもたちはお先棒担ぎ。
振鉾
舞台を清める。
太平楽
鴻門の会の故事に拠るという。閏年に舞われる。
二の舞 爺
三台塩 稚児の貫禄十分です
還城楽
西域の胡人が蛇を見て喜ぶ様子という。稚児の軽快な舞に感心。
長い舞台 お客さんが少ないのがもったいないというか‥ (演目は抜頭 ばとう)
蘭陵王
納蘇利
龍の舞という。味のある舞でした。
四天王寺舞楽が修験者の手で、日本海沿岸地帯を北上していった流れの中にここ平塩の舞楽も位置付けられると推定されています。
(※舞楽の解説は熊野神社刊行の解説書によりましたが間違いがあれば当者の誤読です。)
・能生白山神社舞楽(新潟県糸魚川市)
http://nouhakusan.jp/
お疲れ様でした
(※舞楽は3日が本番です)
・平塩熊野神社関係のの皆様、素晴らしい舞楽を見せて頂き誠に有難うございました。