塩竈に出遇う

寒気がなかなか融けないが、晴れに誘われて塩竈市を歩く。

                 (鹽竈神社古道「七曲坂」)


薬師の社で子安観音(安永三年ヵ1774)にであい

山中にて

大日如来に遇うことができた。

青木の群生にも出会う。

寒気さらねど、梅花開く。

入江沿いに歩くと

美しい海にでた。

銘酒「浦霞」の蔵を横目に見て
※(株)佐浦は1724年、塩竃神社の御神酒酒屋として創業。酒名は、源実朝の詠んだ「塩釜のの松風むなり八十島かけて春や立つらん」より命名したものという。

御釜神社。 扉の中に元祖、鉄製の大きな「塩竈」が四つあるのだが撮影禁止...(釜の年代は鎌倉・南北朝期とされる) 「塩釜」は濃縮した海水を塩を生産する釜。
鹽竈神社藻塩焼神事(宮城県文化財保護課HPより)
http://www.pref.miyagi.jp/bunkazai/siteibunkazai/miyagi-no-bunkazai/09minzoku/01fuuzoku/ken/01siogama.htm


鹽竈神社では

紅梅

蝋梅(蘭梅)に出逢った。
説明板によると江戸時代初期に清人がもたらしたのを林子平が旧社家の藤塚知明に贈ったものとされる。

眼の優しい神馬にも。

塩竈湾を眺望。昔はもっと海が入っていたようだ。

意外な出会いは表参道の説明板にあったラストサムライの主人公のモデルとなった?ブリュネの絵

本日歩いたあたり(約5時間) 観光地図ではあまり見所はないが、

地形の微起伏には環境や人々の生活の歴史の痕跡がわずかながら残っていた
余禄

昼は名高い「すし哲」 少々高いが、さすがにうまかった。

乗った電車は 懐かしいサイボーグ009号などの漫画が描いてある石森章太郎号(仙石線)。
地図(鹽竈神社)

港町のトポグラフィ (シリーズ 港町の世界史)

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塩竈の歴史の特色が分かります。
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